ラーニングポータルのメリット、デメリット

(読了:3分)

先日新規のお客様からとてもとてもうれしいお問い合わせがありました。

「昨年9月にはじめて、オンライン講習会に参加しました。改めて製品を試用したいので、体験版をいただけますか?」

歓喜!!!!こういったお声をいただけると、オンライン講習会があってよかったー、とこころから思います。コツコツと継続運営しているサポート担当の高濱に感謝です。

 

弊社のラーニングポータルサイトは2つのタイプのお客様にご提供しています。

製品ご購入を検討いただいているお客さま、それと、製品ご購入後に使い方を覚えたいお客さまで、今回メールをくださったのは、前者の「ご購入前のお客さま」です。

オンライン講習会がリードナーチャリング(=見込み客の育成)に一役買ったことを事例として、ラーニングポータルをご提供するメリット/デメリットを、改めて整理してみます。

 

メリット1:お客さまにご覧いただきたい情報を集約できる

お客さまが知りたい情報を1か所に集約できることが、ラーニングポータルのいちばんのメリットです。お客さまは「とにかくポータルにいけばいい」という利用シーンを訴求し続けることで、お客さまはご自身がもっとも知りたいタイミングで、必要な情報を、いつでもラーニングポータルから得ることができます。

メリット2:情報資産が増える

ラーニングポータルに掲載しているコンテンツはお客さま向けに作っているのですが、必然的に「新しいスタッフ」や「パートナー様」にむけても十二分に役に立つ情報でもあります。情報を2次的に活用できる点もメリットの一つです。

 

一方で、ラーニングポータルをはじめるには困難を伴います。

デメリット1:コンテンツ化する情報の整理に手間が掛かる

ラーニングポータル上に何を掲載して提供するべきか…。はじめる前はイメージがわかないかもしれません。弊社からは「お客さまのお問い合わせ」をラーニングポータルから発信していくことから始めることをおすすめします。お客さまからどのようなお問い合わせが多いのか、整理することによって、お客さまが知りたいことがあぶり出せるのではないでしょうか?

デメリット2:コンテンツをつくるのに、時間が掛かる

お客さまに提供したいコンテンツのアイデアはたくさんあるんだけど、制作するリソースが確保できない、といった問題もあると思います。この場合、いきなりすべてのコンテンツを揃えるのは難しいので、よくお問い合わせをいただく内容を優先してコンテンツ化してみてはいかがでしょうか?

また、仕上がりの度合いの段階を踏む、という方法も一つの方法です。いきなり完成型をめざすのではなく、ある程度の完成度でいったんコンテンツを公開してしまい、後日ブラッシュアップをかける、というのもリソース調整に役立つのではないでしょうか。

ほかにも、お手持ちの資料を活かす、という方法もあります。弊社のコンテンツ作成ソフトを使ってラーニングコンテンツをつくっていただくと、PDFやPowerPointからWEBコンテンツを作成できます。今お持ちのマニュアルや提案資料で流用できるものがあれば素材として活用されてみてはいかがでしょうか。

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