前回、コンテンツにてナレーションを聞いていただいた合成音声の<せいじ>について、もう少し詳しくご紹介させていただきます。
<誠一郎>に対して随分と偉そうな口をきいておりましたが、当人にだって弱点はありまして、
音声合成にて読み上げる<せいじ>は、
① 英語表記
② 知らない言葉のアクセント
③ 文意を判断しての正しい抑揚表現
が、あまり得意ではありません。
特に、①、②に関しては、本来の パッケージ版「AI Talk」では備えている「辞書登録」が、 《STORM Maker》 内の音声合成エンジンでは利用できない、という理由がありまして、ご利用いただいているお客様からも「辞書登録が使えたらいいのに….!」とリクエストいただくことのある部分です。残念ながら、現時点で(近々では)機能拡張の予定はなく、ご辛抱願っており……ますが、しかしこれは、「そうか、ダメなんだ…..」と諦めていただくにはまだ早い!のです。
<せいじ> も <ななこ>(※女声版です)も、入力を工夫すればちゃんと読上げしてくれるんですよ!
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実は、前回のコンテンツでも、<せいじ> には調教が必要だったのでした。
キャプチャ動画でご覧ください。
このとおりです。
もちろん、「英語表記をカタカナにする(①への調教)くらいは当然やってるよ!」とおっしゃるご利用者様は多いと思います。
でも、「間違ったアクセントを正しいものにする(②への調教)」工夫や、「イメージしていた言い回しと違うものを微調整する(③への調教)」工夫などは、されていないのではないでしょうか?
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根気よく入力内容を替えてみることで、理想のナレーションに近づけることができるんです!
弊社サイトの 《STORM Maker》ご紹介ページを、
女声話者 <ななこ> に読み上げさせてみましょう。
いかがでしょうか?
「機械」が読めなかったら「機会」「貴会」「棋界」と同音異義の単語に替えて読ませてみる。 長い文章では一息に読んで欲しい部分を「」や<>などでまとめてみる。
そんなのちょっと面倒だな、と思われる方は、句読点の位置を適切に入れ直すだけでもずい分聞きやすい音声が仕上がりますから試してみてくださいね。
※ そういえば、某局のTV番組「マツコとマツコ」。マツコロイドの異形可愛さについつい見入ってしまいますが、彼女の声、「AI Talk」なんですよね。先日、ナイツと漫才をする企画、とても興味深く視聴いたしました…..。
西脇
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